さぬキッズの英語

失敗体験は大切な宝物

こんにちは。

高松さぬキッズ英会話教室・豊永です。

日中は暖かくなり、少しずつ春らしくなってきましたが、朝晩はまだまだ冷えますね。

どうぞ体調にお気を付けください。

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今回は、教室でお母さま方から時々ご相談をいただく、

うちの子、間違えることをとっても恥ずかしがるんです

失敗すると、とたんにやる気をなくしてしまうんです

といったお悩みについて。

さぬキッズの教室の大きな目標のひとつでもある

【予測困難な時代だからこそ、たくましく問題を乗り越えられる子に育ってほしい】

子どもたちが失敗や間違いをおそれず、チャレンジできるようになるために何ができる?

ということについての記事です。

「やってみたい」ことばかりの小さな子

↑小学1年生の国語読解・特別クラス「文と文のつながり」勉強中~

さぬキッズに年中さんから通ってくれている小学1年生のYくん。

元気いっぱい!好奇心いっぱい!

何でも自分でやってみたい年頃です。

「せんせー、白いプリントちょうだい」

何かな?と考えながら白い紙を渡すと、紙面いっぱいに自分が知っている漢字を書き始めました。

多少間違えようが、書き順が違っていようがお構いなし(笑)

とにかく今は漢字を書くことが楽しくて仕方がない様子です。

それ以外でも、興味を持ったことは何でも自分で

「やってみたい」

「やらせて」

と言います。

私から見ると

「いやいや、それはちょっと無理でしょう」

「まだ君には早いんじゃないの?」

と思うようなことでもおかまいなし。

うまくいかなくて失敗が続くので

「もういいんじゃない?」

と言っても、笑顔で何度でもやり直しています。

(きっとお母さま方も、お子さんが小さい頃にご経験があるのでは?)

間違いをおそれる子どもたち

↑先週の多肥教室・中級クラスでは英文を読んでのワークブックに取り組みました。

ところが、教室で小学3・4年生になると失敗や間違いをおそれるようになってきます。

お母さま方からも

どうすれば、すぐにあきらめないようになるでしょう?

失敗をこわがって、なかなかチャレンジできないんです

といったお声をいただくことがあります。

私も同じような悩みを持っていましたし、今でも、もっと良い解決方法はないか?と探し続けています。

放っておくと、高学年になるにつれて

  • 「わからなくても誰かが何とかしてくれる」
  • 「間違えるのは嫌だ」
  • 「失敗するのってダサい」

といった様子が見られるようになります。

「何でも自分でやりたい!」

好奇心でいっぱいだった子どもたちが、どうしてそうなってしまうのでしょう?

その原因は?

↑多肥教室・初級クラスの英語スピーチは「私の家族」準備中です

学校では「正解」が求められ、テストの点数で成績がつけられます。

子どもたちはいつも「正解」を求められ、それに合わなければ [✖] という経験をしています。

小さい頃には自分が

「知りたい」

「やってみたい」

と、学ぶことに対する純粋な好奇心や興味があったにもかかわらず、だんだんと

「先生が考えている正解を出さなければいけない」

と、なってきます。はじめは違和感を感じていた子どもたちも、日々の生活でそんな状態に慣れてくると、自分から考えよう動こうとしなくなります。

さぬキッズの教室でも

「先生、答え教えてよ」

と言いはじめるのも、この年頃からです。(私は、子どもたちが自分で考え抜かないうちは答えは教えませんが・笑)

また、周りの大人が子どもたちを比べてしまうことも原因なのでは?と考えています。

「あの子より自分はダメだ・・・」

「頑張ったってどうせ自分なんて・・・」

「あの子みたいにはできない・・・」

といった言葉が子どもたちから聞かれることもあります。

他の子を意識して

「負けないようにがんばろう!」

「今度はできるように努力してみよう!」

と前向きに考えられると良いのですが、他人と自分を比べ始めると、どうしても自分のできていないことや欠点に目がいきがち。

自己評価が下がりやすくなります。

そうなると

「まちがえて笑われたらどうしよう」

「周りに変に思われたイヤだな」

挑戦することをあきらめるようになり、次に向かう一歩がどんどん踏み出せなくなってしまいます。

間違えることは学習過程

↑大切な家族の絵 心をこめて描いています

教室で、そんな子どもたちの様子を見ていて

  • 間違いを過剰に気にしない
  • 失敗を乗り越えていける子になってもらいたい

と考えるようになりました。

いま教室で子どもたちと大事にしていることは

  1. 知らない・わからないから教室に勉強に来ている
  2. 初めて習うんだから、分からなくて当たり前
  3. 分からないことは、自分でも調べてみよう
  4. 間違えることは恥ずかしいことではない
  5. 知りません「 I don’t know. 」も立派な答え

ということです。日々の経験から

「間違えることや知らないことは悪いことだ」

と感じてしまっている子どもたちが多く、変えていくのは時間がかかりますが、

「うまくいかないこと」や

「わからないこと」

「失敗」

は、誰にでもあります。

これからは「正解のない時代」と言われる中「正解のない課題」に向き合っていくであろう子どもたち。

「うまくいかないこと」や「わからないこと」に、たくさん直面すると思います。

そんな時、あきらめたり投げ出してしまうのではなく自分で考え問題を乗り越えて前に進んでいける子になってほしいと考えています。

大切なこと

子どもたちひとりひとりの現在の立ち位置、実力を冷静に把握することは、とても大切なことだと思います。

時々、お母さまから

「何でこんなこともできないの?!」

と生徒さんが叱られている場面に遭遇することがあるのですが(汗)

お母さんがお考えになっている

「この年齢、学年だとこのくらいは出来て当たり前」

という一般的な物差しでお子さんを判断してしまうと、上記のようなイライラにつながってしまいます。

子どもたちひとりひとり、得意なこと、できること、できないことには本当に違いがあります。

現時点のお子さんの状態を冷静に把握して、そこからどう伸ばしていくのか?

そこがスタート地点です。

子どものやっていることを見ると、じれったく思えたり、こっちでやってしまった方が早い!と感じることも多々あるかと思います。

でも、どの子も困ったことや分からないことがあっても、自分で考えて解決する体験を積み重ねることで、時間がかかっても必ず乗り越えられるようになっていきます。

そのためにも、日々の中で起こる子どもたちの

「うまくいかない」

「よくわからない」

といった経験を丁寧に受け止め、子どもたちが自分で考え問題を乗り越えていけるサポートができるように。

子どもたちの成長を見守り、そっと後押しできると良いですね。

そして

「失敗したね~これでまた一つ成長できるゾ!」

「うまくいかない出来事に出会えてラッキー!」

といった気持ちで見守っていると

時間はかかりますが

子どもたちも少しずつ自信・やる気を取り戻して

「先生!答え言わんとってよ!」

「ちょっと待って!自分で考えさせて!」

「先生、黙っとって!」←(笑)

と、言うようになってきます。

おとなしい子・ひっこみ思案な子でも、自信を持って英語が話せるようになる

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