
こんにちは。豊永博司です。
突然ですがお母さん。お子さんのことで
「自分から進んで勉強してほしいけど、すぐに『分からん』と言う」
「必死になって教えたのに次の日には忘れてる」
「算数の問題、何回やっても同じところをまちがえてる」
といったお悩みありませんか?
今回はそんなお悩みをお持ちのお母さま方に
お子さんが効率よく学ぶために
ということについて。
お読みいただくことで
「あれだけ教えたのに、どうして覚えてないの!!!」
と怒って、お子さんのやる気スイッチをOFF!にしなくてすむかも?しれません。
目次
教育の成果

私が25年の英語講師としての経験の中で感じたこと
教育の成果は「教えた量」に比例するのではなく
子どもが「どうしてそうなるの?」と
自分で考えた量に比例する。
もっと簡単に言い換えると
- 知識を与えられるだけでは身につかない
- 自分の頭を使って考えることで深く脳にしみこんでいく
- 間違えたことや、分からないことを自分で調べて分かった時に覚える
ということです。
なぜそう考えるようになったのか?

もちろん、同じことをくり返し【体で覚えた】という状態にすることで身に付くものもあります。
たとえば
- 車の運転
- 自転車に乗る
- 算数の九九
- 学校の校歌
- ラジオ体操(第一だけ?笑)
などは、くり返すことで忘れない代表的なものですね。
ところが「勉強」となると、それまでに習った学習事項をすべてくり返すことは不可能に近くなります。
英会話のレッスンでも、前の週に教えたことを覚えていないのは当たり前(そのため、さぬキッズの教室では英語の音声CDを聴いてくる宿題が出されます)。
特に中学生・高校生の英語クラスでの
【文法】
は翌週は覚えていないものの代表選手!(あなたも身に覚えがありませんか?私はありますー笑)
レッスンでは、わかりやすく説明しますので、その場では「わかった!そういうことね」という生徒さんがほとんどです。
説明を聞き何となくわかった状態で練習問題を解くと、話を聞いていた生徒さんは問題が解けます。
でも翌週チェックしてみると・・・?????
さっぱりできません(汗)
どうすれば頭に入るの?

大事なのは
最初から自分で問題を解く
ということ。
中学生・高校生の英語の問題にかぎらず、教科書やワークの演習問題には必ず要点の説明が書かれています。
まずは説明を自分で読み理解したうえで、問題を解いてみる。
間違えたり分からないことがあった場合は、もう一度説明を読む、あるいはインターネットで調べる、辞書で調べる。
そのあともう一度問題にチャレンジ。
そうやって問題が解けるまで「自分で」考えることで、はじめて「理解」ができます。
さぬキッズの教室では、スマホを使って何かを調べることはOKにしています。
世界の国々ではICT教育は当たり前に行われているからです。
学ぶ順序

もうお分かりいただけましたか?
お子さんが「学ぶ」ということは、決して私たちが「教える」上に成り立っているのではなく
まずは、お子さんが
- 自分で考える
こと。その結果
- 学ぶ
- 身につく
- 覚える
忘れないようにしたいものですね。
子どもがドンドン伸びる

とエラそうなことを述べていますが、私も教室でのレッスンでは反省の日々(汗)
子どもたちには「どうしても分からない時だけ先生にききなさい」と言っておきながら
「レッスン中これだけは終わらせたい!」と考え
ついつい答えに誘導するようなヒントを与えてしまったり
もっと悪いパターンとしては、時間がないからと答えを教えてしまう。
まだまだ修行中です(;^_^A
ただ必要以上に「教えない」ように気を付け、できるだけ子どもたちに「考えさせる」ことを継続して、年令に関係なく子どもたちの力がドンドン伸びてきているのを実感しています。
以前であれば半年、1年かかって生徒さんたちに覚えてもらっていたことが、今では1,2ヶ月で覚えてもらえることも。
分からないこと・解決すべき問題があると、子どもたちはイキイキとします。
- ただカリキュラムを進めるだけになっていないか?
- 目の前の生徒さんたちが、わからないこと、調べることを楽しんでいるか?
- 自分たちで解決することに集中しているか?
子どもたちに「学ぶことの楽しさ」や「分からなかったことが分かるようになる楽しさ」を感じてもらいたいといつも考えています。
子どもは好奇心のかたまり

これでお母さまが
「どうして覚えていないの!」
と怒り
怒られることでお子さんのやる気・集中力も下がり↓
家の中がくら~い空気になってしまう
ということにならなくてすみます。
・・・・・よね???(笑)
もちろんお子さんのことですから、お母さまが思う以上に時間がかかってしまったり、思うように進まなかったり、といったこともあるでしょう。
でも大切なのは時間がかかっても、問題が解けなくても、色々なことに好奇心をもち「なんで?」「どうして?」と疑問をもって「考える」こと。
そんなお子さんは結果として、やはり伸びやすいです。
いちばん近くでお子さんに寄り添っているお母さまは、お子さんの好奇心のポイントを誰よりもご存知。
ですから、ご家庭では何にでも好奇心を持つような子どもに育ててあげてほしい、お母さまも「なんでかなあ?」「どうしてなんだろう?」と一緒になって考えたり、調べたりできる環境を作って頂ければ最高!です。
最後の仕上げは・・・
以上、まとめると
教えない
自分で考えさせる
書かれてある説明を読む
わからなければ調べる
そして最後に、最強でベストな方法は、わからなかった問題が解けたあと、自分で調べてわかったことを、お子さん自身に
説明してもらう
ことです。
なぜなら、人に説明するためには自分がちゃんと理解していないとできませんし、説明することで頭の中が整理され、さらに学習したことが定着します。
自分で探求する力、自分から学ぶ力を持ったお子さんになってもらうことが目標。
お子さんの力をぐんぐん伸ばすため、一緒にがんばりましょう!
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